毎年、新春恒例の陸上自衛隊第1空挺団の「降下訓練始め」を調査してきたぞ。
自衛隊、唯一の空挺部隊『第1空挺団』が日頃の訓練の成果を披露するイベントである。
今回、撮影に使ったのは新レンズ。
キヤノンEF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM+エクステンダー EF1.4X III
今日がデビューだから楽しみだぜ。
9:15am 北習志野駅に着
今年はゆっくりめに現地を目指して10時前に現着しよう!
が、新京成バスが全然こない。時間になってもこない。次のバス発車時間になってもこない。普通の路線バスだから係員もいなくて待ち人達はイライラMAX。「自衛隊降下始め行きのバス停はココ」とでてる電光掲示がさらにイラつかせる。
ようやくきたバスは9:02のバスで56分遅れ。バスが来てから56分遅れで到着しました。と電光掲示。新京成バスが無能すぎ。
10:30am 現着今
道も混んでいたから満車のバスがノロノロと進んでやっと到着。すでに人だらけで撮影のいい場所は残っていない。空いてるから露店を見に行ったみた。最近、収集しているパッチを見に行ったけどめぼしいものはなかった。
10:50am テストジャンパーがUH-1から降下。
降下訓練始めの前に風向きや強さを確認するために降下。キレイに空挺降下。問題なさそうだ。
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11:00am 各指揮官による降下。
リーダーは全隊員の模範であるべきという伝統で第1空挺団のボス達がお手本を見せる。
BGMは坂の上の雲のテーマ曲「Stand Alone」
まず空挺降下をするのは空挺団長岩村公史陸将補。続いて専任上級曹長、最年少隊員(18)、空挺教育隊長、落下傘整備中隊長が空挺降下。
よくみると、このCH-47Jには5つの桜星マークがついてる。防衛大臣が搭乗しているようだ。
![10-20150111.jpg]()
2機目のCH-47Jから団本部中隊長、第1普通科大隊長、第2普通科大隊長、第3普通科大隊長、特科大隊長が降下。3機目からは後方支援隊長、施設中隊長、通信中隊長、特殊作戦群長、関東補給処松戸支処落下傘部長が降下。
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すごいのは補給や整備をする後方支援隊や通信担当でもみんなが空挺降下をこなす。オレは後方だから補給だから関係ねーってことはなくみーーんな空挺。誰もが最強の精鋭部隊なのだ。
前にひらひらパラシュートで風のチェック。じーちゃんが見事にキャッチ。
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ラッパの音で状況開始!第1空挺団の降下訓練始めが始まった。
「第一部 各種航空機による空挺降下」
BGMはナイトライダーのテーマ曲。エアウルフじゃないんかい!w
高度1400m、スカイツリーの倍以上の高さに飛んでる木更津の第1ヘリコプター団のCH-47Jから自由降下を開始。自由降下員は空挺団の中でさらにスキルの高い隊員たち。
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自由降下ができる空挺団員にはパッチにFF(Free Fall)マークがある。
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MC4という自由降下用の落下傘は、抜群の滑空性能、安全性が高く隠密な空挺作戦にはかかせない。最大高度10000mから滑空すると25kmも飛べて、習志野演習場から東京駅まで滑空することができるそうだ。すげーー!
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空の神兵キター。
立川東部方面航空隊のUH-1(ハンター)から降下。UH-1は、人員の空輸、連絡、負傷者の搬送、地上部隊への火力支援、災害派遣など多用途に使えるマルチなヘリコプター。
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CH-47からの降下。
![19-20150111.jpg]()
航空自衛隊のC-1輸送機からの降下。降下準備を始める降下長の号令が流れて臨場感ありまくり。さらに空挺統制の無線が流れる。
コスモ1番機、コースよし、コースよし、用意、用意、用意、降下!降下!降下!
空挺隊員がバラバラと降下してくる。地上340mを時速240km東京タワーの高さを走る新幹線から飛び出してる感じだそうだ。マジかよ。
![20-20150111.jpg]()
12傘(ヒトニーサン)と呼ばれるフランス製の空挺傘M696M1で降下。
12式空挺傘は、操縦性がよく着地も安全にきるが、傘体部の開口部が大きいため空中接触した際に萎みやすく事故の原因になるために接触しやすい両扉連続降下は行われていない。
![21-20150111.jpg]()
航空自衛隊小牧基地からC-130Hキャメルから空挺降下。
今年度から導入された新空挺傘「13式空挺傘」(ヒトサンサン)で両扉からの空挺降下。
133と間違えそうだけど1(ひと)3(さん)傘(さん)だからな。
ヒトサンサンは、メイドインジャパンの空挺傘で藤倉航装が開発、生産している。藤倉航装は、日本で唯一の人体用落下傘の製造会社で救命装備品を作り続けている。製品が原因となる事故が1件もない非常に優秀な会社で小惑星探査機「はやぶさ」のカプセル回収用パラシュートも藤倉航装が開発している。
キャメル、コースよし、コースよし、用意、用意、用意、降下!降下!降下!
両扉から20名の空挺降下がすげー勢いで飛び出てくる。両扉降下が凄すぎるんですけど。
すげーぞ第1空挺団!
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13式空挺傘は、空中接触時に双方の傘体が潰れず、上下接近時も上の傘体が潰れないような性能を併せ持った優れた空挺傘。これにより航空機の両扉を使って安全・確実に連続した空挺降下が可能となったことで1度で2倍の人員が降下できることで迅速かつ効率的な空挺作戦が実施できるようになった。
やるな藤倉航装!
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航空機を誘導したのは日本で唯一の降下誘導小隊。
危険な場所に初めに進入する先遣隊で事前に侵入して主力の降下を安全に誘導して部隊、装備品などを所望の時期と場所に降着させる部隊。作戦の成否は彼らにかかっていると言っても過言ではない。その誘導技術は世界最高峰と言われ、アメリカ軍の特殊戦術チーム戦闘管制班に引けを取らない。
精鋭無比の第1空挺団のことが気になったらパンフレットを読んでみて。
第二部 島嶼防衛作戦につづく。
自衛隊、唯一の空挺部隊『第1空挺団』が日頃の訓練の成果を披露するイベントである。
今回、撮影に使ったのは新レンズ。
キヤノンEF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM+エクステンダー EF1.4X III
今日がデビューだから楽しみだぜ。
9:15am 北習志野駅に着
今年はゆっくりめに現地を目指して10時前に現着しよう!
が、新京成バスが全然こない。時間になってもこない。次のバス発車時間になってもこない。普通の路線バスだから係員もいなくて待ち人達はイライラMAX。「自衛隊降下始め行きのバス停はココ」とでてる電光掲示がさらにイラつかせる。
ようやくきたバスは9:02のバスで56分遅れ。バスが来てから56分遅れで到着しました。と電光掲示。新京成バスが無能すぎ。
10:30am 現着今
道も混んでいたから満車のバスがノロノロと進んでやっと到着。すでに人だらけで撮影のいい場所は残っていない。空いてるから露店を見に行ったみた。最近、収集しているパッチを見に行ったけどめぼしいものはなかった。
10:50am テストジャンパーがUH-1から降下。
降下訓練始めの前に風向きや強さを確認するために降下。キレイに空挺降下。問題なさそうだ。

11:00am 各指揮官による降下。
リーダーは全隊員の模範であるべきという伝統で第1空挺団のボス達がお手本を見せる。
BGMは坂の上の雲のテーマ曲「Stand Alone」
まず空挺降下をするのは空挺団長岩村公史陸将補。続いて専任上級曹長、最年少隊員(18)、空挺教育隊長、落下傘整備中隊長が空挺降下。
よくみると、このCH-47Jには5つの桜星マークがついてる。防衛大臣が搭乗しているようだ。

2機目のCH-47Jから団本部中隊長、第1普通科大隊長、第2普通科大隊長、第3普通科大隊長、特科大隊長が降下。3機目からは後方支援隊長、施設中隊長、通信中隊長、特殊作戦群長、関東補給処松戸支処落下傘部長が降下。

すごいのは補給や整備をする後方支援隊や通信担当でもみんなが空挺降下をこなす。オレは後方だから補給だから関係ねーってことはなくみーーんな空挺。誰もが最強の精鋭部隊なのだ。
前にひらひらパラシュートで風のチェック。じーちゃんが見事にキャッチ。

ラッパの音で状況開始!第1空挺団の降下訓練始めが始まった。
「第一部 各種航空機による空挺降下」
BGMはナイトライダーのテーマ曲。エアウルフじゃないんかい!w
高度1400m、スカイツリーの倍以上の高さに飛んでる木更津の第1ヘリコプター団のCH-47Jから自由降下を開始。自由降下員は空挺団の中でさらにスキルの高い隊員たち。

自由降下ができる空挺団員にはパッチにFF(Free Fall)マークがある。

MC4という自由降下用の落下傘は、抜群の滑空性能、安全性が高く隠密な空挺作戦にはかかせない。最大高度10000mから滑空すると25kmも飛べて、習志野演習場から東京駅まで滑空することができるそうだ。すげーー!

空の神兵キター。
立川東部方面航空隊のUH-1(ハンター)から降下。UH-1は、人員の空輸、連絡、負傷者の搬送、地上部隊への火力支援、災害派遣など多用途に使えるマルチなヘリコプター。

CH-47からの降下。

航空自衛隊のC-1輸送機からの降下。降下準備を始める降下長の号令が流れて臨場感ありまくり。さらに空挺統制の無線が流れる。
コスモ1番機、コースよし、コースよし、用意、用意、用意、降下!降下!降下!
空挺隊員がバラバラと降下してくる。地上340mを時速240km東京タワーの高さを走る新幹線から飛び出してる感じだそうだ。マジかよ。

12傘(ヒトニーサン)と呼ばれるフランス製の空挺傘M696M1で降下。
12式空挺傘は、操縦性がよく着地も安全にきるが、傘体部の開口部が大きいため空中接触した際に萎みやすく事故の原因になるために接触しやすい両扉連続降下は行われていない。

航空自衛隊小牧基地からC-130Hキャメルから空挺降下。
今年度から導入された新空挺傘「13式空挺傘」(ヒトサンサン)で両扉からの空挺降下。
133と間違えそうだけど1(ひと)3(さん)傘(さん)だからな。
ヒトサンサンは、メイドインジャパンの空挺傘で藤倉航装が開発、生産している。藤倉航装は、日本で唯一の人体用落下傘の製造会社で救命装備品を作り続けている。製品が原因となる事故が1件もない非常に優秀な会社で小惑星探査機「はやぶさ」のカプセル回収用パラシュートも藤倉航装が開発している。
キャメル、コースよし、コースよし、用意、用意、用意、降下!降下!降下!
両扉から20名の空挺降下がすげー勢いで飛び出てくる。両扉降下が凄すぎるんですけど。
すげーぞ第1空挺団!

13式空挺傘は、空中接触時に双方の傘体が潰れず、上下接近時も上の傘体が潰れないような性能を併せ持った優れた空挺傘。これにより航空機の両扉を使って安全・確実に連続した空挺降下が可能となったことで1度で2倍の人員が降下できることで迅速かつ効率的な空挺作戦が実施できるようになった。
やるな藤倉航装!

航空機を誘導したのは日本で唯一の降下誘導小隊。
危険な場所に初めに進入する先遣隊で事前に侵入して主力の降下を安全に誘導して部隊、装備品などを所望の時期と場所に降着させる部隊。作戦の成否は彼らにかかっていると言っても過言ではない。その誘導技術は世界最高峰と言われ、アメリカ軍の特殊戦術チーム戦闘管制班に引けを取らない。

第二部 島嶼防衛作戦につづく。