今日の調査報告は新潟県新潟市にある日本海タワーという展望台。
ただの展望台じゃなくて水道配水池の屋上を展望台にしちゃったスペシャルタワーだ。
日本海タワーは新潟市の水道創設60周年記念事業のひとつで水道のアピールをするために造られたシンボル的タワーで水道用配水池に展望施設が造られた国内初の施設だった。
日本海タワーの一押しポイントはなんといっても回転式の展望台ってところ。
展望するところがぐるぐると回転するめずらしい展望台。奇しくもそばにあるレインボータワーも同じ回転式展望台なので新潟県民には、馴染みのある展望タワーなんだけど全国的には珍しい。
ちなみに、ちょっと離れたとこにある弥彦パノラマタワーも回転式。新潟県民にとって展望タワーは回転するものなのだ。
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この日本海タワーが2014年6月30日をもって営業停止となる。
建設から43年が経過して施設・設備の老朽化、入場者の減少により展望施設としての役割が終了したことが理由。万代シテイにあるレインボータワーも2012年に営業終了していて新潟市から展望タワーが消える。日本海タワーの営業停止前にもう一度、日本海タワーで回転してきたぞ。
日曜日は駐車スタッフも出動して下のバス用駐車場にも乗用車を止めるほどの人気。
今日は平日だけど駐車場にはそこそこの台数が停まってる。県外ナンバーも数台。
日本海タワーの営業停止を聞いて多くのひとがやってきてるようだ。
日本海タワーの見た目はずっしりとマッシブで窓ひとつない機能重視の無骨さ。
入口もなんとなく役所っぽいたたずまい。さすがは配水場。華やかなエントランスは一切不要なのだ。
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役所のような入口には受付嬢はいないけどその代わりにちいさな看板が出迎えてくれる。
以前は入場料が大人300円だったが4月から営業停止の6月末までは無料。
丁寧に「入場無料」に書き換えているのが実直な越後人らしいぞ。
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レトロなポスターも掲示されてた。
当初の入場料100円にしてもいいのにね。
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奥には受付のおっちゃんがいて、閉館記念入場券をくれる。4月から配っているようだ。
レトロポスターをモチーフにしたセンスのある閉館記念入場券のナンバーは14000番台。
6月末に日本海タワーで閉館記念入場券をもらったひとは何番になったか教えてくれよな。
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エレベータで昇ると昔の写真や水道週間イベントキャラクター水太郎が展示されてるスペース。
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水道施設がメインなんでエレベータはない。ここからは階段で登っていく。
階段の途中には新潟地方の方言が紹介。いっぱいこと貼ってあるがーけど、ほとんどわかんねーて。
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展望台に到着すると目の前には青い空と蒼い海が広がって抜群の眺望。
展望台はゆっくと回転しているから椅子やベンチに腰掛けてるだけで360度を見渡せる。
写真のまんなかにある黒いラインのところから先が回転する仕組みになっている。
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アンティークな双眼鏡も無料。
この双眼鏡は、新潟駅前にある敦井(つるい)美術館を創設した地元の実業家、敦井榮吉氏の寄贈品。東西南北すべての方角が見渡せるように寄贈するなんて粋なひとだな。
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海抜63mの日本海タワーからの眺めは海、街のいろんな風景を見渡せてあっという間の一周。
展望台は、新潟っ子にはお馴染みのBGMも流れていて胸熱。
それでは、さっそくベンチに座って四方を眺めてみよう。
東 EAST。
新潟駅方向で朱鷺メッセ、NEXT21などのビルが立ち並ぶビジネスと商業エリア。
同じ回転式展望台のレインボータワーも見える。
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南 SOUTH。
信濃川、弥彦山、角田山、関谷分水路など自然溢れるネイチャーエリア。
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西 WEST。
日本海側。マリンピア日本海、西海岸公園市営プール、護国神社など海の観光エリアだ。
遠くにはうっすらと佐渡島。
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北 NORTH
新潟西港、新潟東港、火力発電所、新潟空港などの産業エリアだ。
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日本海タワーはどのくらいで1周するか気になるか?
そんなときは、壁に埋め込まれてる只今の回転時間メーターを探そう。今日は28分くらいのようだぜ。
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晴天の日本海と新潟の街を360度ビューで撮影してきた。
一周約25分を約3分で楽しめるように10倍速で編集。見にいけない人は動画で日本海タワーから眺めている気分だけでも味わってくれ。
ジオラマ撮影編
しっかり撮影編。
すでに土日はたくさんの人が見学に来て展望台の椅子やベンチは椅子取りゲーム状態。
そして子供がバタバタとやかましいからノスタルジーにひたる感じではない。
営業停止が近づくとさらに入場者も増えてくるだろう。
ひっそりと営業終了を迎えるより往年の賑わいの中、ぐるんぐるん回転してほしいぜ。
日本海タワーは2014年6月末で回転式展望台としての役割を終えて43年間、回り続けた回転を停止する。そして二度と動くことはないだろう。
何度も行った人も行ったことのない人も天気が良くても悪くても是非、日本海タワーに足を運んで眺望を眺めておこうぜ。日本海タワーに労いの言葉はいらぬ。これからも配水場としてバリバリ働くからな。
以前にもらったパンフレット。もう配っていなかった。
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日本海タワーの他にも新潟市で懐かしいグルメも堪能してきた。食レポ編に続くぞ。
ブログ記事:懐かしの新潟グルメ。カレーとラーメン、そしてイタリアンをオススメするぞ。
日本海タワー
●営業時間:9:00am〜5:00pm●料金:無料●休館日:木曜日●駐車場:無料●喫茶:営業終了●自販機:1F●トイレ:場外の公園
ただの展望台じゃなくて水道配水池の屋上を展望台にしちゃったスペシャルタワーだ。
日本海タワーは新潟市の水道創設60周年記念事業のひとつで水道のアピールをするために造られたシンボル的タワーで水道用配水池に展望施設が造られた国内初の施設だった。
日本海タワーの一押しポイントはなんといっても回転式の展望台ってところ。
展望するところがぐるぐると回転するめずらしい展望台。奇しくもそばにあるレインボータワーも同じ回転式展望台なので新潟県民には、馴染みのある展望タワーなんだけど全国的には珍しい。
ちなみに、ちょっと離れたとこにある弥彦パノラマタワーも回転式。新潟県民にとって展望タワーは回転するものなのだ。

この日本海タワーが2014年6月30日をもって営業停止となる。
建設から43年が経過して施設・設備の老朽化、入場者の減少により展望施設としての役割が終了したことが理由。万代シテイにあるレインボータワーも2012年に営業終了していて新潟市から展望タワーが消える。日本海タワーの営業停止前にもう一度、日本海タワーで回転してきたぞ。
日曜日は駐車スタッフも出動して下のバス用駐車場にも乗用車を止めるほどの人気。
今日は平日だけど駐車場にはそこそこの台数が停まってる。県外ナンバーも数台。
日本海タワーの営業停止を聞いて多くのひとがやってきてるようだ。
日本海タワーの見た目はずっしりとマッシブで窓ひとつない機能重視の無骨さ。
入口もなんとなく役所っぽいたたずまい。さすがは配水場。華やかなエントランスは一切不要なのだ。

役所のような入口には受付嬢はいないけどその代わりにちいさな看板が出迎えてくれる。
以前は入場料が大人300円だったが4月から営業停止の6月末までは無料。
丁寧に「入場無料」に書き換えているのが実直な越後人らしいぞ。

レトロなポスターも掲示されてた。
当初の入場料100円にしてもいいのにね。

奥には受付のおっちゃんがいて、閉館記念入場券をくれる。4月から配っているようだ。
レトロポスターをモチーフにしたセンスのある閉館記念入場券のナンバーは14000番台。
6月末に日本海タワーで閉館記念入場券をもらったひとは何番になったか教えてくれよな。

エレベータで昇ると昔の写真や水道週間イベントキャラクター水太郎が展示されてるスペース。

水道施設がメインなんでエレベータはない。ここからは階段で登っていく。
階段の途中には新潟地方の方言が紹介。いっぱいこと貼ってあるがーけど、ほとんどわかんねーて。

展望台に到着すると目の前には青い空と蒼い海が広がって抜群の眺望。
展望台はゆっくと回転しているから椅子やベンチに腰掛けてるだけで360度を見渡せる。
写真のまんなかにある黒いラインのところから先が回転する仕組みになっている。

アンティークな双眼鏡も無料。
この双眼鏡は、新潟駅前にある敦井(つるい)美術館を創設した地元の実業家、敦井榮吉氏の寄贈品。東西南北すべての方角が見渡せるように寄贈するなんて粋なひとだな。

海抜63mの日本海タワーからの眺めは海、街のいろんな風景を見渡せてあっという間の一周。
展望台は、新潟っ子にはお馴染みのBGMも流れていて胸熱。
それでは、さっそくベンチに座って四方を眺めてみよう。
東 EAST。
新潟駅方向で朱鷺メッセ、NEXT21などのビルが立ち並ぶビジネスと商業エリア。
同じ回転式展望台のレインボータワーも見える。

南 SOUTH。
信濃川、弥彦山、角田山、関谷分水路など自然溢れるネイチャーエリア。

西 WEST。
日本海側。マリンピア日本海、西海岸公園市営プール、護国神社など海の観光エリアだ。
遠くにはうっすらと佐渡島。

北 NORTH
新潟西港、新潟東港、火力発電所、新潟空港などの産業エリアだ。

日本海タワーはどのくらいで1周するか気になるか?
そんなときは、壁に埋め込まれてる只今の回転時間メーターを探そう。今日は28分くらいのようだぜ。

晴天の日本海と新潟の街を360度ビューで撮影してきた。
一周約25分を約3分で楽しめるように10倍速で編集。見にいけない人は動画で日本海タワーから眺めている気分だけでも味わってくれ。
ジオラマ撮影編
しっかり撮影編。
すでに土日はたくさんの人が見学に来て展望台の椅子やベンチは椅子取りゲーム状態。
そして子供がバタバタとやかましいからノスタルジーにひたる感じではない。
営業停止が近づくとさらに入場者も増えてくるだろう。
ひっそりと営業終了を迎えるより往年の賑わいの中、ぐるんぐるん回転してほしいぜ。
日本海タワーは2014年6月末で回転式展望台としての役割を終えて43年間、回り続けた回転を停止する。そして二度と動くことはないだろう。
何度も行った人も行ったことのない人も天気が良くても悪くても是非、日本海タワーに足を運んで眺望を眺めておこうぜ。日本海タワーに労いの言葉はいらぬ。これからも配水場としてバリバリ働くからな。
以前にもらったパンフレット。もう配っていなかった。

日本海タワーの他にも新潟市で懐かしいグルメも堪能してきた。食レポ編に続くぞ。
ブログ記事:懐かしの新潟グルメ。カレーとラーメン、そしてイタリアンをオススメするぞ。
日本海タワー
●営業時間:9:00am〜5:00pm●料金:無料●休館日:木曜日●駐車場:無料●喫茶:営業終了●自販機:1F●トイレ:場外の公園